あなたは、今よりもっと良い現実を作りたいと思っていませんか?
それには、95%の潜在意識が何を思考し、どうして今の現実を作っているのかを知ることが必要です。
でも、ひとりでそれをしようと思っても、難しかったりしますよね。
そんなときは、意識的に「かもしれない」を使ってみることをお薦めします。
私のお茶会に、人付き合いが苦手そうな女性がいらっしやいました。
うつむき加減で、小さな声で、必要なことを少しだけ、お話されます。
でも、お茶会が終わってから、私に声をかけてくれました。
それは、彼女にとって、とても勇気のいることだと感じましたから、
本気で変わりたいという気持ちが伝わってきました。
話の終わりに、私は「あなたは、とても美人さんですね」と言いました。
彼女はとても美しい人だったのですが、本人は自覚していない様子だったので、伝えておきたいと思ったからです。
案の定、彼女は「いえ、とんでもない!」と否定しました。
予想どおりの反応だったので、私は彼女に言いました。
「否定するのは、もったいないですよ!
そんなときは『かもしれない』と思ってみると良いですよ!」と。
彼女がこれから何をするにも、自己肯定感をあげることは基本的な条件です。
ですから、「あなたは、とても美人さんですね」と言われたら、それを肯定した方が良いんです。
でも、これまでの癖で、そこを否定してしまうんですね。
その癖に気づいて、意識的に肯定できればよいのですが、急には難しい場合、
『かもしれない』と半分肯定してみるんです。
すると、潜在意識に『かもしれない』が蓄積します。
また、別の機会や別の人に「綺麗ね」と言われたら、そこも『かもしれない』と半分肯定します。
そうやって、ちょっとずつ半分肯定を溜めていくと、自然に肯定できるようになります!
そして、ある瞬間に否定ではなく、「ありがとう!」と返せるようになるんです\(^o^)/
それで自己肯定感をワンステップ、あげることができますね!
別のクライアントさんの場合、
「起業したいと思っているんです」という言葉の後に、必ず、
「無理だと思うんですけど…」がくっついてくるんです。
それは、起業できなかったときのショックを和らげるための保険なんですが、
その言葉がくっついている限り、起業に向けて進むのは難しいですよね。
でも、やっぱり不安だから、「私、起業します!」とは、言えない。
だとしたら、「私は、起業したいと思っているんです」の後に
(心の中で)「できるかもしれない」を意識的にくっつけるんです。
よくアファメーションを作るとき、出来てしまっている状態をあらわす言葉が良いと言ったりします。
「私は、起業しています!」みたいに。
ただ、不安が大きいと、口では「私は、起業しています!」と連呼しても、
(無意識に・心の中で)「無理だと思うんだけど…」がくっついてしまいます。
そうなると、アファメーションの意味がなくなりますよね。
段階的に「かもしれない」を意識してくっつけることで、
潜在意識に新しい思考を溜めていきます。
周りの人の言葉に対して、
「私は◯◯ではない(上記の例では、美人)」とか、
「私には◯◯は無理(上記の例では、起業)」とか、
「◯◯でなきゃ駄目」とか、
「◯◯であるべき」とか思うのは、
これまで、そう思考してきたから、そのほうが安全だと思っているからです。
つまり、古い思い込みです。
この古い思い込みに支配されている限り、現実がより良い方へ変わりません。
だから、潜在意識が
「もう、古い思い込みを手放そう! そして、新しい思考を取り入れよう!」
というメッセージを周囲の人の言葉をかりて、教えてくれているんです。
一気に手放すのが怖いときは、「かもしれない」を使って
段階的に新しい思考にシフトしていくと良いですよ\(^o^)/
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■今日のポイント
周囲の人が言った言葉に対して、
「私は◯◯ではない」
「私には◯◯は無理」
「◯◯でなきゃ駄目」
「◯◯であるべき」
などの否定が浮かんだとき、
「その否定は自分の古い思い込みで、(相手の言葉が正しいの)かもしれない」と思ってみる。
かもしれない、かもしれない、かもしれない…
と思い続けていると、固定された自分の思い込みが次第に解除されて、
より良い現実が作り出せる! かもしれない(笑)
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