すごく久しぶりのブログ更新となりましたm(_ _)m
今日はちょうど11月22日で「良い夫婦の日」ですね。
そこで、先週12日~14日に行った夫婦の旅行記を、今日から始めようと思います。
私は旅行へ行くのが好きで、いつも旅行記をブログに書いていました。
ただ、夫婦での旅行は本当に久しぶりです。
以前はアメブロに書いていたので、そちらを見ると2017年の年末から2018年の年始にかけて行ったベトナム・カンボジアの旅が最後でした。
2年近く空いたのには理由があり、2018年は夫の母の病状が悪くなり、長期に出かけることを避けていたためです。
2019年8月に義母を見送ったのですが、その年の11月に長年アメリカで暮らしていた彼の叔母が帰国し、今度は叔母(94歳)の世話をすることになった矢先のコロナでした。
そのため約2年、旅行に行くことがなかったのですが、Gotoトラベルということもあって、「どこか行こうか?」という話になったのです。
行先は岩手県の花巻。
以前、彼が泊まった大沢温泉というのが、とてもお湯が良いということで決まりました。
ただ、Gotoの影響か、連泊での部屋が取れず、翌日は近くの鉛温泉に移動ということになります。
実は、私にとっては人生初の東北訪問なんです。
紅葉もギリギリ間に合うかと思って、楽しみにしていました。
出発の12日は、支度に手間取り、予定してた新幹線の1本後になりました。
私は実家の名古屋に帰るときに東海道新幹線をつかうので、10分に1本くらいのペースででていると思っていたんです(^^;>
ただ、今回乗る「やまびこ」は1時間に1本のペース。。。1本遅れが1時間遅れになりました。
この日は途中「一ノ関駅」で降りて、『厳美渓(げんびけい)』というところを散策するつもりでしたが、宿の送迎バスの時間もあって、現地に40分しかいられないとわかりました。
それでも「一ノ関駅」でいったん下車しようと、「東京ー新花巻の乗車券」と「東京ー一ノ関の特急券」「一ノ関ー新花巻の特急券」の3枚をもって電車に乗りました。
なぜ、こんなことを詳しく書くかと言うと、実は、やってしまったんです!!!
一ノ関駅で降りた時、切符が2枚しかないことに気づきました。
鞄の中やコートのポケットをひっくり返しても、どこにもありません。
なかったのは、「一ノ関ー新花巻の特急券」でした。
3枚の中で一番安い切符とはいえ、私にとっては珍しいことです。
いつもは夫が「〇〇がない!ない!」と言い、そういう彼を私が冷たい目で見る、というのが我が家の定番なので。。。
彼は最初は「えぇ~」と驚いていましたが、しょうがいないね、と受け入れてくれました。
そこで、私が「切符がない!」という現実化をしたのは、どんな意味があるんだろう?と考えました。
恐らく、自分を下げる必要があったのだと思います。
実は、旅行中は彼と一緒に行動をするので、イライラさせられることも多いのです。
でも、連れて行ってくれるのは夫なので、そこは感謝なんですよね。
それをついつい忘れてしまう私。
このとき、自分のミスを受け入れてもらえたので、彼が何かしても受け入れないとねぇ、などと思ったのです。
さて、一ノ関駅から観光地の『厳美渓(げんびけい)』へ行く際、荷物はコインロッカーに入れていくことにしました。
そこでまた、ひと悶着(^^
彼が「パソコンを持っていきたい」と言い出したのです。
バスで20分くらい、厳美渓では40分ほどの散策、そして帰りのバス。
これでパソコンを持っていきたいというのは、私をほったらかしてPCを眺めていたい、ということです。
それは、ちょっと受け入れられず、却下してコインロッカーへ。
昔の私は「それは、嫌!」と言えない人だったんですよね~。
でも、荷物にもならず、移動中は話もできて良かったです!
さて、厳美渓に到着するとバスの目の前に橋があり、素敵な景色が広がりました。
30分と70分の散策コースがあるのですが、時間がないので30分のコースを歩くと、日差しのあたった紅葉もとても綺麗でした。
コースの途中にはつり橋もあり、そこからの景色も楽しめました。
最初の橋まで戻ってくると、反対側にある中州に、人の集まっている東屋がありました。
そこは、厳美渓名物の「空飛ぶ団子屋さん」の受け取り場所だったんです。
時間がなくて団子は注文できなかったんですが、行ってみると、反対側の渓谷がまた素敵でした。
中州まで降りているので川の流れが近く見えて、勢いがあります。
時間があったらもっと長居したくなる場所でした。
バス停の近くにある紅葉に西日があたっているのも、とても美しかったです。
一ノ関駅にもどって、特急券を再購入し新花巻の駅に着きました。
そこには花巻南温泉郷を周る無料バスが来ます。
そのバスに乗って、大沢温泉に着きました。
夫は以前、大沢温泉の湯治部に泊まったことがあるそうです。
湯治治療に来る人が泊まる部屋で、自炊が基本だそうです。
私たちは今回、Gotoの恩恵もあって旅館部に泊まりました。
10畳以上の和室と4畳半の控えの間がついた綺麗なお部屋でした。
貸切風呂が空いていたので、最初はそちらへ。
透明なお湯ですが、湯上りがスベスベになる本当に良いお湯でした。
日本一のお湯(夫談)と言われるだけあります。
その後、食事へ。
温泉旅館らしいお料理でしたが、どれもとても美味しかったです。
実は、Gotoは宿泊代の補助とは別に、クーポンが7,000円分もらえるのです。
「すごいねぇ」と言っていたのですが、実際にもらったとき「今日・明日で使ってください」とのこと。
翌日は、旅館から旅館に移動するだけなので、使い道がありません。
宿泊代やそれに含まれるお料理には使えないので、追加したビール代程度です。
なかなか難しいですね。
夫のアイディアで翌日の旅館でお料理にオプションをつけてもらうことにし、そちらの旅館でもらったクーポンは最終日のレンタカーで使ってすべて活用しました。
食事の後、別のお風呂へ行きましたが、ほとんど人がいなくて空いていました。
翌朝、部屋の窓から外を見ると、紅葉の山と川が見えるとても素敵な眺めでした。
写真ではなかなか色が出ないのですが、とても美しい紅葉でした。
(つづく)