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【アメリカ5日目】和解と再びのホースシューベンド

※前回の夫婦関係の危機についての話を書いているので、旅行記なのに前半は写真がまったくありません。申し訳ありませんが、ご容赦くださいm(__)m
 
夫が黙り込んだ翌朝は、彼の声で目覚めました。
入口のドアのあたりで「また、岩山に登ってくる」と言い、外に出ていきました。
ひとりになって考えたいのかな?
と思ったところで、またドアが開き「靴が1つしかない」と言うのです。
 
 
外に出てみると、確かに、夫の運動靴が1つ(片方)しかありません。
私の運動靴とサンダルは揃ってあります。
実は、モニュメントバレーでは赤砂の中を歩いていくので、靴に砂がたくさん入り込んできます。
アメリカではホテルの部屋にスリッパがないので、靴を履くか、靴を脱ぐか(裸足か靴下)しかありません。
いつもはスリッパを持参する私も今回は忘れてしまい、夫はたいてい素足です。
 
 
部屋の中に赤砂を持ち込みたくなかったので、トレイルの後は靴をドアの外に置き、外で靴下まで脱ぐようにしていました。
そのうちの1つが無くなっていたんです。
でも、1足が無くなっているならわかりますが、片方だけというのが不思議でした。
 
 
夫は、あまり話さず「仕方ないから、サンダルで行く」と言って出ていきました。
私は、さすがに外に出しておいたのはまずかったと思い、私の2足と夫の残った片方の靴を室内に入れました。
ただ、ベッドに戻って考えたのです。
もし、いたずらか何かをした人が、戻そうとしたとき、残りの靴が無ければ、どの家かわからないかもしれない(ロッジはみんな同じような作りですから)。
片方だけを室内に入れても、揃っていなければ捨てるしかないんだから、片方の靴は外に置いておこう、と。
 
 
 
そして、夫が戻ってきたとき、玄関には彼の靴がちゃんと1足揃っていたんです。
不思議な出来事でしたが、私たちは「犬が靴を1つくわえていってしまい、それに気づいた飼い主が返しに来てくれた」という結論に達しました。
そこに悪意も被害もなかったんですね(^o^)
また、話をしようとしない夫でしたが、さすがにその件だけは会話ができました。
 
 
その後、必要なこと以外は話をしないままチェックアウトして車に乗り、帰路につきました。
途中、もう一度ホースシューベンドに立ち寄ってから、その日の宿のあるカナーブへ行く予定です。
 
 
私の運転で走りはじめましたが、1時間くらい経った頃でしょうか。
さすがに、この状態で大好きなホースシューベンドに行きたくないと思いました。
そこで、運転しながら「お互いに、今の気持ちについて話そう」と呼びかけました。
彼が「運転しながら話すような事じゃない」と言うので、車を路肩に停めて話をすることにしました。
 
 
トータル30分くらいでしょうか。
前夜、自分が感じたことやどういう気持ちだったのか、を話し合いました。
ありがたいのは、お互いに「相手のせいでこんな目にあった」とは考えないことです。
私も昔はそういう思考がたっぷりあったので、どうしても責める言葉(口に出さなくても、責める波動が乗ってしまう^^;>)になっていましたが、今は、自分の中で生まれた気持ち(感情)を静かに語ることができました。
 
 
おかげで和解できたのと、同じ問題が起こらないような新たなプロジェクトも生まれました。
パートナーシップも他の人間関係でも、自分が傷ついたり引っかかる”型(思考パターン)”があります。
相手の”型”を自分はたいてい持っていないので、自分の言動がどれほど相手に影響を与えるのかがわかりません。
しかも、自分が傷つく”型”でさえ、自分でも気づいていないことが多いんです。
 
 
例えば、私の場合、
夫は自分の思いつき(アイディア)が嬉しくて、思いつきの一部をバーンと提案してきます。
すると、私は「わけもわからないこと言ってるし、何かやることを押しつけられそう…」と警戒するので、不機嫌になります。
今度は彼が「こんな素晴らしいアイディアなのに、どうして喜んでくれないんだろう」と、お互い無意識にすれ違っていきます。
 
 
この微細な気持ちのズレが、不満の蓄積に繋がるんですよね。
旅行中でなければ、別のことで気を紛れさせることもできるでしょうが、ほとんど一緒に行動していると。。。(笑)
 
 
この状況を打開するには、まず、自分の思考の”型”を知ることです。
そして、私の場合は夫も協力的なので、この型を感じた時は、合言葉で彼に伝えることにしました。
最初、「リメンバー・モニュメントバレー」という合言葉が浮かびました。
モニュメントバレーでの気づきを忘れない!ということですね。
 
 
ただ、モニュメントバレーがネガティブな感情と結びつくのはあまり良くないと言うことで、次に出てきたのが、「リメンバー・パールハーバー」(笑)。
今回は、ハワイの旅から始まりましたし。。。
ただ、この言葉を言った時、どうしても恨みの感情が乗るので、却下(^^;>
 
 
最終的には、『リメンバー・グールディング』と言うことにしました。
グールディングは協力し合った夫妻の名ですから。
自分の型が発動していることに気づくのも、結構難しいんですが、実際には私が2度ほど『リメンバー・グールディング』を使い、彼がちゃんとわかるように話す努力をしてくれました。
彼の持っている”型”が刺激されたときも、同じく『リメンバー・グールディング』と言って、私もそれを受け入れると約束しました。
 
 
尚、「相手が協力してくれるから上手くいく」と思わないでくださいね。
自分の”型”に気づき、それを変えることは自分だけでもできますし、それができれば、その”型”を刺激するような現実そのものが起こらなくなります。
それが、まさに潜在意識の存在なんですよね💖
 
 
和解して、車が走り始めたとき、夫が堰を切ったように喋りはじめました。
話したい事がいっぱいあったのに、ずっと抑えていたんですね~。
聞きながら笑いが込み上げてきて、とても嬉しい気持ちになりました。
 
 
ホースシューベンドへ向かう道で、ホースシューベンドは日没が素晴らしいという話になりました。
私がブログを書いているときに知った情報です。
今回の旅では3回目、トータルでは6回目の訪問になりますが、日没はまだ見ていません(日の出は見たことがある)。
(今回の1回目は、寝ていて日没に間に合わなかったので)。
 
 
ホースシューベンドのあるペイジに着くのは13時過ぎの予定だったので、時間を潰して日没を見るか?午後に行って、ホテルのあるカナーブに早めに着くか?を話し合いました。
カナーブに早く着いても特にすることはないので、前者を選びました。
そこで、まずペイジで昼食をと入ったお店がなかなか面白くて。。。
 
 
Webで評判の良かったタイ料理店へ行ったのですが、看板が「Korean Bento & Thai Cuisine」とあります。
つまり、韓国料理、日本料理、タイ料理がいろいろあるお店でした。
私たちはタイ系の料理で、サラダ、トムヤンクン、グリーンカレーを食べましたが、結構おいしかったです。
器が和風なのも面白いですよね(^^
 
 
 
食事の後は、駐車場でしっかり仮眠をとりました。
彼は昨夜、あまり寝ていないとのことですし、この後、カナーブまでの移動もありますから。
 
 
ホースシューベンドでの日没は20時30分(時差かサマータイムの影響で、モニュメントバレーでは19時30分でした)。
17時頃には、ホースシューベンドに着きました。
この日は、雲が多くて太陽がみられるのか危ぶまれましたが、逆にコロラド川に映った雲が白銀に輝いて、とても美しかったです。
 
今回は、いつもいくのとは逆(向かって左)へ進んでみました。
夫は行ったことのないところへどんどん進んで行きますが、私はホースシューベンドから離れる気にならなくて、ずっと崖に座り込んでいました。
その場に居ることが、ただただ幸せでした。
 
 
雲がないと暑くて長時間いられなかったかもしれませんが、ときどき日差しがあるくらいで風もあって、とても居心地の良い時間でした。
それなのに日が沈み始めると、雲の切れ目から光が差してきます。
やっぱりラッキー💖
素晴らしい景色を見ることができました。
 
 
結局、ホースシューベンドに4時間近く居て、暗くなってからカナーブへ向かいます。
予定では1時間ほどの距離ですが、中央分離帯のない道を時速100km超で走るので、対向車のライトがかなりストレスです。
ただ、人家のない場所で路肩に車を停めて空を見上げると、今回の旅で一番の星空でした(他に車がいないときだけですが)。
 
 
カナーブに着いたのは22時過ぎでしたが、無事チェックインできました。
ただ、食事をするお店が閉まっていたので、ハンバーガーをテイクアウトして部屋で食べました。
 
明日はラスベガスまで走って1泊し、早朝の飛行機で日本に戻る予定です。
なのに、ここでもまた信じられないことが起こるんですよね(^^;>
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