今年は西暦2020年であり、令和2年。
”2”という数字が重なりますね。
昔読んだある本に「1は最初の数字。2は、1ではない最初の数字」というような記述がありました。
多分、占いの本だったと思いますが、私は「当たり前じゃん」と思った記憶があります。
「だったら3は、1でも2でもない最初の数字か!」と心の中でツッコミをいれたりして(^^;>
ただ、30年近く経った今でも覚えているのは、何か、心に引っ掛かったのでしょうね。
そして、コンシャスライフを知った今では、その言葉の深さがよくわかります。
これは、『二元性』というこの世界の仕組みと関係していてます。
※詳細はコンシャスライフ365セミナーを受講した方にしかお話ししていないのですが、新年の2日(^o^)ということもあるので、一部を少し紹介しようと思います。
『二元性(二元論ともいう)』とは、世界や事物の根本的な原理として、それらは背反する二つの原理や基本的要素から構成される、または二つからなる区分に分けられるとする概念のこと(だそうです)。
一般的に言われるのは、陰と陽、光と闇、善と悪、男と女…、みたいな。
そして、スピリチュアルの世界ではこのような二元性の思考を超えることが大切だと言われたりします。
それが、ワンネス(我々はすべてひとつである)という考え方です。
でも、コンシャスライフはちょっと違います。
私たちはすでにワンネスの状態を持っているんです。
実は、それが”潜在意識”です。
潜在意識の世界は『一元』です。
すべてがそこにあります。
でも、すべてがひとつということは、何もないのと同じです。
昔、スピリチュアルに造詣の深い夫に言われた言葉があります。
「人は、背景があってはじめて、存在を認識できる」と。
真っ暗闇の中で、あるいはまばゆい光の中では、そこに何があっても認識できません。
認識できなければ、何もないのと同じです。
だからこそ、現実の世界は『二元』で作られています。
この『二元』というのは、”私”という存在と、”私以外”という存在があるということです。
※私以外というのは人だけでなく、環境や社会、状況などのすべてを含みます。
あなたは自分が、地球上の77億人を超える人々の内の一人にすぎない存在だと思っていませんか?
でも、あなたとあなた以外の人は決定的に違いますよね。
なぜなら、あなたはあなたを直接見ることができません。
あなたは、いつもあなたと一緒に行動していますが、他の人はときどきあなたの人生に登場してくるだけです。
私にとって、あなたは”私以外の人”ですし、あなたにとって私は、”あなた以外の人”です。
つまり、現実という『二元』の世界において初めて、自分と他者という概念を持つことができるんです。
それも潜在意識という『一元』の世界になると、すべてひとつ(ワンネス)です。
潜在意識は時間も空間も他者もない、すべてがあって、すべてがわかっている世界です。
でも、私たちは『一元』の世界(ワンネス)を目指して生きているのではなく、
『一元(潜在意識)』と『二元(現実・顕在意識)』の世界のをいったりきたりしながら、存在しているんです。
以前、コンシャスライフ365セミナーを受講した方が「そちら(一元)の世界に居続けることはできませんか?」とおっしゃいました。
確かに「すべてがわかっている世界」というのは、魅力的ですよね^^
相手の気持ちも、未来も全部わかっていれば、自分が傷つくこともありませんから。
でも、私たちが、現実という『二元』の世界をわざわざ作りだしていることには意味があります。
『二元』でなければ味わえないことがあるからです。
コンシャスライフは、この『一元(潜在意識)』と『二元(現実・顕在意識)』の世界を認識して、ともに進む生き方をお伝えしています。
特に、コンシャスライフ・オンラインサロンの【基本の動画】テーマと法則(全10本)を御覧いただくと、潜在意識が何を考えているのかがわかると思います。
「1は最初の数字。2は、1ではない最初の数字」
これは、1だけでは、すべてあるけど何もない状態。
2が生まれた時、初めて『自分と他者』という概念が生まれ、世界が生まれた。
そして、3,4,5…と進みながら、多様性と変化が生まれる。
そういうことなのだと思います。
西暦2020年、令和2年。
2という数字の持つ意味を再認識した、今日でした。