よく『人は鏡』とか言いますよね。
心理学的には、”投影”ということになります。
自分の内なる部分が、人や出来事に映し出される(投影)という意味のようです。
嫌な態度の人に接したとき、「人は鏡だから、自分はああいう態度をしないようにしよう」と思うのは良いと思います。
でも、何度もそういう嫌な目にあったりしませんか?
そんなとき、「世の中には、そういう人がたくさんいるから仕方ない!」と思ってあきらめていませんか?
本当はそれ、潜在意識からのメッセージなんですよね
「職場にいる身勝手でわがままな上司がいたとしたら」という話をしています。
身勝手でわがままな人と接したとき、まずは「別の立場で、似た行動をしていないか?」を考えます。
職場だけでなく、家族や友人に対して、身勝手でわがままな行動をしていないか?と。
これが一般的な『鏡の法則』ですね。
でも、どんなに考えても「自分は”嫌な人”と似た行動はしていない!」というときは、
”嫌な人”の持っている要素を必要としている場合があるんです。
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(以下は、『基本② なぜ人間関係で悩むのか?』より抜粋です)
例えば、身勝手でわがまま、周りの迷惑も考えずに傍若無人な振る舞いをする人がいたとしたら、その”良い面”を考えます。
身勝手でわがままということは、自分の考えや気持ちを優先させることのできる人、自己評価の高い人と言えるかもしれません。
もしかしたら、それが「今の自分に足りないものではないか?」と考えてみることです。
いつも周りを気づかって行動し、自分の本当の望みややりたいことを後回しにしてきたのだとしたら、これからはもっと「自分の気持ちを大切にする」ことを意識します。
長年のやり方を変える必要があるとき、周りに嫌な人や困った人が現れます。
それは、これまでの自分のやり方を方向転換する時期だからです。
そんなとき、潜在意識は極端な姿を周りの人に投影させます。
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この「嫌な人から、今の自分に足りないものを知る」というのは、とても大切な方法です。
なぜなら、潜在意識は「足りないものに気づいて、それを手に入れる方へ進んでほしい!」と思って、その嫌な人を存在させました。
だから、あなたが気づいて行動していくと、その嫌な人を存在させている必要がなくなるので、その人が消えたり、変わったりするんです。
職場の嫌な人が移動になったり、なぜか会う機会が少なくなったりということは、ほぼ100%です。
ただ、「嫌な人から、今の自分に足りないものを知る」ときのポイントがあります。
それは、ネガティブの裏のポジティブに気づくことです。
相手を「嫌な人」として見ている時、そこにはネガティブの面しかありませんよね。
そこから、自分に足りないものに気づくのは難しいと思います。
でも、その裏には、必ずポジティブな面がある!と考えてみると。。。
実は、昨日、コンシャスライフ実現365セミナーの講義でこの「ひっくり返しのワーク」をしました。
とても好評だったのですが、
例えば、『マナーを守らない人』を嫌だなぁ、と思っているのに、しょっちゅう目にするとしたら?
そのネガティブの裏のポジティブは?
ちょっと考えてみてください。
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どうですか?
『マナーを守らない』という生き方をしている人をイメージして、そこにどんな価値があるのか?
を考えてみましょう。
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いかがでしょう。
私が考えるのは
・型を外すことができる(破壊できる)
・自己肯定感が高い
という点です。
※他にもあると思いますので、「これは!」というのがあれば、コメントくださいね!
つまり、
自分はちゃんとマナーを守っているのに、守らない人をしょっちゅう目にして嫌だなぁ、と思っているのだとしたら、それは、
「そろそろ、型を外す時期だよ!」という潜在意識からのメッセージの可能性があるということです。
これは、「マナーを守らなくていい」と言っているのではなく、
「ねばならない」や「すべき」などの、”〇〇が正しいという型”を外す時期なのだと思います。
※実際には型を外すと言っても、最初はそれが不安でなかなかできません。型とは違う拠り所が必要なのですが、それはまた別の機会に^^
潜在意識からのメッセージに気づいて、自分の進む方向がわかって行動にうつすと、本当に「マナーを守らない人」をほとんど見なくなるんですよね!
現実化の面白いところです\(^o^)/
では、もう1問。
『悪口を言う人』が周りにいたら?
そのネガティブの裏のポジティブは?
考えてみてください。
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ちょっと長くなったので、こちらは明日のブログへ、ということで。。。m(_ _)m
最後に、『鏡の法則』の本当の意味とは、何でしょう。
私たちは自分の顔を、鏡や写真や映像など、何かに映すことでしか見ることができません。
それは、認識できない潜在意識も同じなんです。
95%の潜在意識を見るには、周りの人や起きた現実にその要素を映すしかありません(これが投影)。
つまり、潜在意識があなたへのメッセージとして現実を創り出しているからこそ、『鏡の法則』が存在します。
法則とは、ある現象とある現象の関係を指す言葉ですから、『鏡の法則』は、現実と潜在意識の関係を指す言葉と言えますね^^
だからこそ、嫌な人の存在を「仕方ない」とあきらめるのではなく、潜在意識が自分のために現実化してくれた役柄なんだと思って、そのメッセージを読み取ることができれば。。。
自分でも気づいていなかった新たな才能や可能性、そして、自分の生きる方向性に目覚めることができるでしょう。
それが、潜在意識の本当の望みなんですから!
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