『自分の人生は自分で創る』
と言われたら、どう感じますか?
「あたりまえじゃん!」と思う方や、「そうは言っても、思い通りになんてならないよ!」と言う方がいらっしゃるかと思います。
私は、進学や就職もすべて自分で決めました。
25歳で部屋を借りて独り暮らし、28歳でマンションを購入することを決めたのも、両親にはすべて事後承諾でした。
独り暮らしするとき、「嫁入り前の娘が一人で暮らすなんて!」と両親のプチ抵抗にはあいました(そういう年代です^^)
が、まったく意に介さず、自分の想い通りに生きてきました。
確かに、自分の人生は自分で選んでいたと思います。
ただ、35歳の時、あるヒーラーさんに出会い、スピリチュアルな世界のことを学び始めました。
そこで私は、それまで出会わなかったような人達と知り合いました。
そして、自分の未来を思ったときに愕然としたんです。
「この先10年、20年、私はこのまま生きていくのだろうか?」と。
今から振り返ると、当時のことがよくわかります。
それまでの私の人生は、レールの上を走る電車に乗っているようなものでした。
もちろん、途中で電車を乗り換えることはあります。
そこは誰かの意見とかではなく、自分の意志で選んできたと思います。
でも、電車に乗っている限り、行き先は決まっています。
どんなに会社で充実した仕事をしていても、いつか退職して、その電車を降りることになるでしょう。
そこでまた、どんな電車に乗り換えるのか?
退職後、趣味を楽しみながら老後に向かう電車?
私は、そんな人生を生きたいのかしら?
スピリチュアルな学びの中で出会った人には、とても自由に、好きなように生きている人が多くいました。
電車ではなく、自分で車を運転している感じです。
私はとても驚き、そういう生き方に憧れました。
自分で車を運転する人生なら、いくつになっても、どんな環境でも、自分の人生を選んで・創っていけると思ったからです。
いろいろあって、私は一度電車を降りました。
でも、すぐに自分で車を運転して進むことはできませんでした。
自分で車を運転することの最大の障害は、恐怖心です。
世の中には、最初から車に乗って走りだせる人もいるし、すぐに乗り換えができる人もいます。
私はとても怖がりなので、なかなか踏み出せませんでした。
そこでまた、別の電車に乗りましたが行き詰って引きこもり状態に。。。
再び、別の電車に乗ることを繰り返して、最後に気づいたのは、
「自分で運転する恐怖から逃げるために、何度も電車に乗っていたんだ」ということでした。
「会社に所属しているのは、電車に乗っているということ?」というと、それは違うと思います。
電車に乗る最大のメリットは、大きなものに守られているという安心感ではないでしょうか。
(自分で責任をとりたくない、ということもあるかもしれません。)
その安心感等が「手放せない」と感じたとき、依存が生まれて、自分の人生を創り出せなくなります。
自分の人生を創り出すというのは、自由な選択です。
依存ではなく自由な選択で、会社や組織に所属することを選んでいるなら、それは自分で車を運転していることになるでしょう。
当時の私が組織に所属していたのは、(優秀な上司に)守られているという安心感が手放せなかったからであって、それは、電車に乗っているのと同じだと感じました。
そして、次こそは、自分で自分の人生を創り出す生き方「車に乗り換えよう」と決意しました。
その3年後にコンシャスライフ研究所を立ち上げて、活動しています。
いまでも、自分で運転する恐怖がゼロになったわけではありませんが、それも必要だと思っています。
無謀な運転は、自動車も人生も危険ですから(笑)
慎重さという価値だと思っています。
ただ、実際に行動し、体験しなければ、自分で運転する恐怖は減りません。
自動車の運転と同じで、やはり慣れなんですね\(^o^)/
そして、車に乗り換えると、同じように自分で車を運転している人との繋がりができ、応援しあえることにも気づきました!
今の時代は、自分の車で走りたいと思う人が増えているように思います。
多くの人が、社会のレールの上でなく、自分の行きたいところへ挑戦しながら生きる生き方を心の底では望んでいるのではないでしょうか。
もちろん、電車の時とは、意識を変える必要がありますが、それができれば誰でもできることです。
私のクライアントさんの中でも、
『自分の役割をはたす生き方から、自分の未来を創りだす生き方にシフトしたい』という方が増えています。
私自身、電車から車への乗り換える過程で、思いっきりジタバタしたからこそ、乗り換えの苦手な人の気持ちもよくわかります。
そして、自分で未来を創りだす歓びを知っているからこそ、コンシャスライフでそのお手伝いをしていきたい思っています。
明日は、車に乗り換えるときに注意したい点をまとめてご紹介するつもりです。
どうぞよろしく\(^o^)/