9月26日は私が所属しているシェアビズ渋谷Blossomの7周年でした。
オーガナイザー(会員)第一号として、オープン前からBlossomに関わり、オーナーの英子さんと共に7年です。
いつもなら70人近い人がお祝いに駆けつけてくださいますが、今年はお客様の定員を15名に絞っての開催となりました(オーガナイザーが10人くらいいるので)。
リアル開催では軽食を楽しみながら、たっぷりお話しできました。
また、同日20時からバーチャル空間ギャザータウンでの7周年も開催しました。
リアルでの参加が難しい方のためでしたが、「お題に答える」という形でいろいろな話を聞くことができました。
その中に『人生を変えた一冊の本』というお題がありました。
ひとりずつ、本のタイトルと簡単な内容、そして、それを読んで自分がどう変わったのかを話していきます。
とても興味深いお話でしたが、「その本、読んでみたい!」と思わせる素敵なエピソードを聞いて、私は困ってしまいました。
「人生を変えたのはこの本です!」というようなものが、私には思い当たらないからです。
35歳頃まで、本は結構たくさん読んでいたと思いますが、人生を変えてくれたと思う本はありません。
「まあ、何か無難に答えようかな」と思った時に気づきました。
私は、特定の1冊ではなく、いくつかの本を読んで心に残っていたことが、あるとき繋がって、すごく大きな気づきを得ることができたんだな~、と。
コンシャスライフの『思考の現実化』には理論があります。
私はその理論を独自に構築した方から学んだのですが、一緒に何人もの人が学んでいました。
でも、ほとんどの人が捉えきれていないようです。
言葉としては聞くことができても、あまりにこれまでの常識と違うので、落とし込めないんですよね。
※地動説の人達の中で、天動説の話をするようなものなので。
そんな中で、私は過去に読んだ本にあった、次元や時間についての記述が結びついたんです。
ジグソーパズルのピースを埋めていったとき、突然、全体の絵柄がわかった!と思うような気づきでした。
教えられたことを学ぶだけでなく、それと過去の記憶が多角的に結びついたからこそ、理解できたように思います。
もちろん、本を読んだのは何十年も前ですし、未来に役立つとも思っていません。
ただ、なぜかとても印象的に記憶に残っていたんですよね。
潜在意識の創り出す現実化には、そういうことがよくあります。
現実が起きているときには、その意味はわからないけれど、後から「これだったんだ!」とわかることが。
そして、何よりもこの『問いかけ』がありがたかった!と思いました。
私の答えは、「人生を変えた一冊の本」という問いかけをした人の意図(期待)とは違っていたかもしれません。
でも、あきらめないで考えることができたから、自分の気づきに繋がったのだと思います。
ビジネスでの回答力は、答える相手を意識する必要があると思います。
相手の求める答えや、期待を上回る答えをだすことが正解と言われます。
でも、人生の回答力は、相手のことを考えないで答えても良いのではないでしょうか。
『問いかけ』に対して、正解を答えようとするのではなく、自分の内側に浮かび上がってくるものを言葉にする。
ときには、まるで質問の答えになっていない言葉かもしれませんが、
「それでも良いんだ!」と思ってみる。
自分でもよくわからない言葉だったとしても、逆に周りが助けてくれたりします。
そういう仲間がいると素敵ですよね!
「あぁ、これは人生の問いかけだな」と思ったときには、そのことを意識してみてください!
※人生の問いかけをするワークショップとか、あっても良いな、と思っています。