前回のブログで『自然欠乏症候群』について書きました。
夫が「自然が足りなかったんだ!自然からしか得られない必須元素があるんだ!」と騒ぎ始めてから、我が家では公園に行くことが多くなりました。
家は吉祥寺の井の頭公園から徒歩2分くらいのところにあるので、以前から、もっと頻繁に行っても良いはずなのに、これまでは面倒だったんですね(^^;>
「身体のためにウォーキングを!」と思っても、なかなか出かけられませんでした。
そんな中、ひとりで井の頭公園へ行った夫が「すごいよ!パスポートがあるんだよ!」とハイテンションで帰ってきました。
井の頭公園に有料の水生物園や動物園があることは知っていましたが、「お金を払ってまで入るところじゃないでしょ」と思っていたんですm(_ _)m
ところが、年間パスポートが1,600円ということで、彼はそれを買って中に入ったら、とても良い場だったというんですね。
そこで、私もパスポートを買って、水生物園に入ってみました。
※同じパスポートで動物園にも入れますが、少し離れているのでそちらはまた別の機会にご紹介します。
水生物園に入ってみると、確かに場が良いんです!
落ち着くというか、氣が良いというか。。。
いろいろな種類の水鳥もいますが、それよりも、池の中州にあるためか木々を抜ける風がとても心地いいんです!
梅雨明け後の炎天下の真昼間でも、水辺の木陰は何十分もいられます。
そして、水辺の小道にあるベンチに座って、夫推奨の”ちょっと意外な”自然との触れ合い方をやってみました。
それは、素足になって、足の裏を土につける方法なんです\(^o^)/
←素足です!
これは、夫と初めて会った22年前にも提案された方法です。
そのときに思いました。
「素足を土につけるなんて、何年振りだろう?」と。
砂浜や芝生を歩くことはあっても、普通の地面で素足になることなんてありませんよね!
彼は、この方法を「アースする」という言葉で表現します。
まさに、大地へのアースですね\(^o^)/
実際、足裏から大地へ抜けていく感があるんですよね!
※面白いことに、”場”によって抜け感が大きいところや、逆に、大地から入ってくる場もあるんですよ。
高尾に住んでいた頃は、時々やっていましたが、都内に住んでからはやっていなかったので、何年振りでしょう。
でも、「あぁ、確かに、身体の中の不要なものがアースされているなぁ」と感じました。
木の幹に額をあてるというのも良いですよ!
そして、究極は「額を土につけること」。
周りに人がいると、さすがに恥ずかしいのですが、この日は誰もいなかったので私もやってみました。
細かい石が額に刺さって痛いのですが、頭が軽くなった感じはしましたね。
尚、水生物園にはもう一つ良いところがあって、中に水生物館があるんです。
魚や蛙など水生物の展示館で、エアコンが入っているので、暑いときはここに入ると涼むことができます。
大きなカミツキガメや、オオサンショウウオの水槽もあって楽しいんですよね!
そんなに大きな施設ではないですが、十分楽しめます。
夫のお気に入りは、触れることのできる魚の水槽です。
置いてあるエサを手にのせて水の中に入れると、魚が集まってきて手をつつきまわします。
子供向けのサービスですが、夫は行くたびに魚に触って楽しんでいます。
『素足で大地を踏む』って、本当にしなくなったと思いませんか?
実際、土の上を歩こうとすると痛くて歩けないくらいです。
先日、TVでやっていたポケモン映画『みんなの物語』で、女の子が急いで走るために厚底のブーツを脱いで森を駆け抜けるシーンがあったのですが、私は「足の裏が痛くて、走れないでしょう!」と思って見ていたほど(笑)
都会に暮らしていると、直接、自然と触れ合う時間がなくなってくるんですよね。
額を土につけるのは難しいかもしれませんが、身近な土のある場所を探して、素足になってアースしてみませんか?
そして、足と大地の間に流れるエネルギーを感じてみる。
お勧めです\(^o^)/