先日、カードゲーム『演技王』に参加してきました!
実は、このゲームはコンシャスライフ的な視点からとても興味深いので、私はより多くの方に体験してほしいと思っているんです\(^o^)/
今日は、その”視点”について、お話ししますね。
まず、カードゲーム『演技王』とは?
俳優・演技指導者の小川輝晃氏が開発し、2014年にリリースされたカードゲームです。
『言語と直感、右左脳をフル活用しながら、プレイを重ね、新たな自分に挑戦していくことで、楽しみながらコミュニケーション力を養っていくことができる』ということです。
実際のゲームは、4人1チームとなり1人1枚ずつキーワードの書かれたカードを、他の人には見せないように引きます。
それぞれ自分の引いたキーワードを、他の3人に言わせるように、4人で協力しながらストーリー(お話し)を作っていきます。
時間は3分。
自分のキーワードを言ってもらいたいけど、他の人の話を聞いて、それぞれのキーワードを類推しながら進めていかなければなりません。
本来のカードゲームでは、クリア条件によって、チームに対してや個人に対するポイントが加点されますが、初心者にはゲームをするだけで手探り状態なので、ポイント換算はしませんでした。
それでも、演じている方も見る方も、面白いんですよね\(^o^)/
見ている人は、4人のカードを全部知っているので、「この人はこの言葉を言わせたくて、話をこう進めているんだ」とわかります。
だから、「上手い!」と思わせる流れを作ったり、まるで違う方にストーリーがいってしまうのを観客の立場で楽しむことができます。
演じる側は、話を進めながら自分たちで場面(シーン)と配役を作っていきます。
事前に設定するのではなく、早い者勝ちで勝手に作るので、突然、自分が誰かの妻になったり、親子になったり、職場の同僚になったり。。。
ペット編(恋愛編とかミステリー編とかいろいろあります)では、突然「スズメ」にされた人がいました。
自分では「犬」をやりたかったのに、「スズメ」と言われたらそれを演じるしかありません(笑)
そうやって臨機応変に対応しながら、設定からもキーワードを類推したりするんです。
文章で書くとわかりにくいのですが、やってみると誰でもできます。
「演技なんて絶対無理」と言っていた人が、終わってみると「主演男優賞だね!」となったりして!(笑)
『演技王』と名前の言うゲームですが、上手に演技することが目的ではなく、
自分のキーワードを言ってもらうには、「何を言ったら相手はどう考えるか?」と脳をフル活用するし、その役になりきることを考えます。
他の人のキーワードをあてるには、相手の様子やふるまいも感じながら言葉をしっかり聞いて、「何を言わせたいのか」を類推しながら、話を進めることになります。
だからこそ、『コミュニケーション力を養うことができるゲーム』なんですね!
普段、使わない脳を使います!
そして最近では、カード方式の他に、動画生成機能をベースにしたiPhoneアプリとしてもリリースされたのだそうです。
後半はそちらのアプリで撮影したので、写真をご紹介しますね。
演技と言っても、まずは座ったままでの会話で進めます(立って演技するのは、高度なので^^)。
この4人が1チームです。
左下のそれぞれの写真の下にキーワードが表示されています。
この回の私のキーワードは『1ラウンド』でしたが、これは難しくて当ててもらうことができませんでした。
そして、この写真!
青いブラウスを着た私がふてくされていませんか?
最初、この写真を見たとき「私、いつもこんな顔してるのかしら?こんな写真、人に見せられない!」と思ったのですが、キーワードを見て納得。
このときのキーワードは『復讐』だったんですね。
『復讐』という言葉を他の3人に類推してもらうために、復讐心をかもしだす演技(?)をしていたんです(笑)
こんな風にゲームは進行していきます。
で、最初に書いた『コンシャスライフ的な視点』ですが、
このゲームをすることで「もう一人の自分」という感覚を得ることができるように思うんです!
普段、人と会話するときは、相手の話を聞き、それに対して思ったことを話しますよね。
逆に、自分が思ったことを話して、それに対して相手が言うことを聞く。。。そんな感じではないでしょうか。
ただ、このゲームでは、しゃべったり聞いたりする裏で、「自分のキーワードを言ってもらうにはどうすればいいか」とか、「他の人のキーワードは何だろう」と考えます。
そして、会話を続ける自分の他に、スタートから誰がどんな話をしてしたのか、その役割や意図は何なのか、と全体を俯瞰して見ている「もう一人の自分」が自然に存在していることに気づきます。
脳のマルチタスク化ですね!
これができる人は確かに、コミュニケーションが上手いと思います。
そして、コンシャスライフでは、潜在意識というもう一人の自分が何を考えて現実を創り出しているのかを考えます。
また、感情に対しても、感情を味わっている自分とそれを俯瞰してみているもう一人の自分を作り出すことを提唱しています。
そうすることで、現実や感情に巻き込まれずに、自分自身をみつめることができるようになるからです。
その、俯瞰する、あるいは客観視することができる脳を育てるために「カードゲーム『演技王』は使える!」と私は思うんです。
1回参加しただけでは変化を実感できないかもしれませんが、何度か続けて参加してみると、自分の感覚(脳)が変わってくることが体感できるはずです。
それも、「ゲームを楽しみながら自然に!」です。
相手の気持ちがよくわからない、とか、ものごとを多面的にみるのが苦手な方には、特にお薦めです!
次回のカードゲーム『演技王』は、10月31日(木)19時から、渋谷ヒカリエより徒歩1分のシェアビズBlossomで開催されます。
詳細・お申込みは下記から
http://www.sharebiz-blossom.com/event/20191031-1900/