昨日のブログで【もうひとりの自分】という考え方について書きました。
その感覚を体験したことのない方には、ちょっと難しいかもしれません。
ただ、「そういうこともあるんだな」と概念だけでもインプットしておくと、関連する情報が現実化する可能性があるので、簡単にお話ししますね。
コンシャスライフでは、いろいろな場面で、この【もうひとりの自分】をイメージします。
例えば、コンシャスライフ・メールマガジンに登録いただいた方への特典メール「ネガティブな感情と向き合う上で、私がもっとも活用し、効果があったと思う具体的な方法」を活用すると、
ネガティブな感情をみている【もうひとりの自分】をイメージすることができます。
私たちがネガティブな感情(怒りや恨み、悲しみなど)を抑え込むのは、その感情に巻き込まれて、問題行動を起こすことが怖いからです。
怒りの感情から攻撃的になったり、
恨みの感情から意地悪をしたり、
悲しみの感情から引きこもったり。。。
やってしまってから自己嫌悪におちいり、原因はネガティブな感情だと思って、それを感じない方が良いと思い込んでしまいます。
でも、本当は感情が悪いのではなく、その感情にまかせて行動が制御できなくなってしまうことが問題なんですよね。
だからこそ、その感情と対話する【もうひとりの自分】を登場させます。
どんな感情を味わっても、その感情を制御する【もうひとりの自分】がいれば、行動が制御できなくなることはありません。
そのために、客観視する・俯瞰してみる【もうひとりの自分】をイメージできるようになると、ネガティブな感情を恐れることがなくなって、生きるのが楽になります!
(私もかなり怒りに巻き込まれることが多い人だったので^^)
他にも、強烈な思い込みをもったIC(インナーチャイルド)がいるとき、そこに、大人の自分として【もうひとりの自分】を登場させて対話します。
自分で自分のカウンセリングをする状態ですね!
それから、現実を分析するときも、自分から見た現実だけが真実と思わず、起きている現実を潜在意識の視点で俯瞰してみたり、別の角度からみたりします。
そのときの、潜在意識の視点も【もうひとりの自分】と言えるかもしれません。
同行二人(どうぎょうににん)という言葉がありますね。
四国巡礼のお遍路さんなどが、被る笠に書きつける語で、弘法大師と常にともにあるという意だそうです。
巡礼の旅も「ひとりぼっちではなく、いつも弘法大師さんが一緒にいるよ」ということでしょうか?
人生という旅も同じなんだと思います。
私たちは、本来、ひとりで自分の人生を生きています。
もちろん、多くの人と関わり、助け合い、協力しあっていますが、いつかはひとりで生を終えます。
また、多くの人に囲まれていても、孤独感を感じることがあるかもしれません。
でも、本当は「ひとりぼっちではなく、いつも潜在意識(もう一人の自分)が一緒にいる」のだとしたら。。。
見守り、助け、応援してくれる【もうひとりの自分】の存在は、自分の人生を俯瞰して、客観視できる力です。
あるがままの自分で居ながら、周りの人とも調和することができる。。。
そんな人生を進んでいくことができると思います。
潜在意識との関りから、その【もうひとりの自分】を創り出す方法を手に入れることができれば、心強いパートナーと一緒に、人生の旅をつづけることができますね!