コンシャスライフを学んだ方で、コーチングセッションを受けてくださっているクライアントさんが何人かいます。
そういう方には、現実から潜在意識のメッセージを読み取る練習として、「日常の気になる出来事とその分析」を定期的にメールで送っていただいています。
その中に「右の膝が痛い」というのがありました。
彼女は数週間前から、YouTubeの動画を見ながらストレッチを始めたのだそうです。
そのうちに右膝が痛くなり、段々と痛みが増してきて回復せず、右足の太ももやおしりもひどい筋肉痛になって、それも改善しないとのことでした。
そして、いつも右足は傷めやすく、捻挫をしたり、外側に(小指側)に体重がかかったりして、左足に比べて気にかかることが多いということに気づき、気になる出来事として書いてくれました。
彼女の分析から2つの考え方を紹介すると、
まず、潜在意識がその現実を創り出すメリットを考えます。
彼女の答えは、
「左足がどんなに優秀か感じることができる?」
というメリットでした。
最後の”?”に、納得していない感がありますが・・・(^^;>
もうひとつは、「いつも〇〇だ」といった思考パターンを探ります。
答えは、
「右足はいつも駄目」
「(右足は)左足に比べてトラブルが多い」
でした。
ただ、これだけでは、潜在意識がなぜ右足の痛みという現実を創り出したのか、よくわからなかったようです。
私も、このメールを見て、「これって何かな?」と思いました。
そして、こんな返事を送りました。
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痛みは身体からのメッセージなので、何かあるとは思いますが、明確にコレというのはわかりませんね。
右足が痛めやすいということですが、スピ系では、右側のトラブルは父親、陽性、論理的、仕事、行動、与えるエネルギーなどを表します。左側は母親、陰性、感情的、人間関係、受け取るエネルギーとか。
スピが正しいということではありませんが、そう言われているということも自分の現実化なので、このあたりから、メッセージが紐解けるかもしれません。
次のセッションまでに少し考えておいてください。
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ということで、私の中では、次のセッションで父親に対する思考を見直す必要があるのかな?という感じでした。
そして、セッションの日。
最初は、まったく別の話をしていたのですが、それも父親との関係性につながっていました。
本人は「父のことは、もう気にしていない」と言いますが、潜在意識にはまだ納得していないところがあるようです。
そのため「結婚は墓場だ」とか「結婚するのはバカ」という想いがあることがわかりました。
それから、右足の痛みの話になりました。
彼女も右側が父性と関係しているという話は知っていたそうですが、私のメールを見てあらためて考えたそうです。
そのとき、思いついて自分が書いた言葉の右足を父親、左足を母親に読み替えてみたのだとか。
読み替えると、
「母親(左足)がどんなに優秀か感じることができる」
「父親(右足)はいつも駄目」
「父親(右足)は母親(左足)に比べてトラブルが多い」
それが、「確かに自分が思っていることだ!」と思って、驚いたそうです。
潜在意識にある、父親と母親の関係性が身体にでていたんですね。
ただ、コンシャスライフを学んできたので、父母の関係性も自分自身が創り出したものだということを、彼女はわかり始めています。
そして、右足にトラブルが多いのは、右足に体重をかけているから。
つまり、否定しながらも父親を頼りにしている、ということがわかります。
「だったら、父親に感謝すると良いよ」と言うと、彼女は素直に「やってみます!」と答えてくれました。
また、父親への感謝はホオポノポノを使うと良いと思ったので、それも勧めました。
右足と父親をリンクしてイメージして
『ごめんなさい。許してください。愛しています。ありがとうございます』と言います。
ホオポノポノは単なる呪文ではなく、潜在意識に過去の思い込み(この場合は、父親は駄目という想い)を理解した上で、その否定を解除したいときなどに使えるツールだと思います。
右側のトラブルが父親、陽性、論理的、仕事、行動、与えるエネルギーなどを表すのだとすれば、右足の痛みと父親との関係性を変えることで、仕事や行動にも変化が促されるはずです。
彼女は今、そういう変化のときでもあるのでしょうね。
セッションを終えて帰宅したら、彼女からメッセージが届きました。
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帰り道にショップに寄って、たまたま置いてあったローラーのサンプルで右腿の筋肉をゴリゴリとマッサージしたところ、何故か膝の痛みがその場で消えてしまいました。
今回の膝の件は、特に人に言うつもりは無かったのですが、気になることのネタが無く、取り敢えず書くか、、、と言う感じでしたので、思わぬ分析になったのと、それによりあっけなく治ったのとで、凄く感謝しています。小さなことでしたが、中身は深かったですね。
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もちろん、彼女の中の父親への想いが変化する時期にきていたのだとは思いますが、現実化が早いですね!
ただ、しばらくは意識してホオポノポノをやってみると良い、と返信しました。
思考が変わり切っていないと、ぶり返すこともあるので。。。
身体の痛みのすべての原因が、こういうことにあるとは言いません。
でも、ほとんど(100%近く)が過去の思考パターン(型)から来ています。
だから、同じような怪我や痛み、病気が繰り返されるんですね。
そこにどんな思考の型があるのか?
そして、それを変えることができれば、状態が緩和されたり、自分にあった薬や治療法にであったりします。
それも、思考の現実化ですから!