人の話を聞いたとき、つい「ああ、それはわかっている」と感じることってありますよね。
私は25年前、35歳のときにスピリチュアルな世界に出会いました。
(当時の写真)
最初は、すべてが知らないことで、新しい世界に触れた気がしてワクワクしました。
でも、さすがに25年経つと「ああ、以前聞いた話ね」と思うことが多く、また、新しい話を聞いても、「知っているもののバリエーションだなぁ」と感じてしまいます。
先日、クライアントさんに「それはわかってます」と言われました。
彼女がわかっていることと、私が伝えたいことは違いがあるのですが、「そうじゃなくて…」と言葉で説明しても、相手の中に入らないことはわかっているので、その場はスルーしました。
その違いが本当の意味でわかるようになるには、時間がかかることを知っているからです。
ただ、客観的に見ると、彼女が「わかってます」と言った瞬間、新しいものを得る可能性を自分でふさいでいる感覚がありました。
そして、それこそが『私自身の姿かもしれない』と感じたんです。
(単純な『人は鏡』ですね!)
「知っている」「わかっている」と思うことは、プライドを満足させてくれます。
でも、それが自分の成長をストップさせてしまうとしたら。。。
すごく、もったいないことだと思いました。
これは、思考の癖ですから、人の話を聞いて「わかっている」と思うことは、自動的に起こります。
それは、これまでたくさん学んだり、体験したからでもありますから💖
ただ、「わかっている」と思ったことに気づいたら、その後で
「もしかしたら、自分の知っていることとは違うかもしれない」
「新しい考え方を教えてくれようとしているのかもしれない」
と思い直してみようと思っています。
実は、そうやって思いながら、現実を観察していると、たいてい面白いことが起きます。
まったく別の人から、似たような話を聞いたりするんです。
だとしたら、まさに『自分にとって必要な情報(潜在意識からのメッセージ)』であると受け取ることができます。
私自身も今、変化するときですから、心がけていきたいと思っています。