1月6日のブログ『1ピース3,800円のケーキをご褒美に^^』に書いた、エクストラスーパーメロンショートケーキを一緒に食べに行った菅野佐智(すがのさち)さんが、そのときの気づきをnoteに書いてくれました。
ケーキを美味しくいただいたのは良いのですが、お店をでたところで、彼女が体調不良になってしまったんです。
佐智さんは、MANGAブランディング®プロデューサーとしての仕事と、連載をかかえる漫画家としての仕事を持っていて、年末は漫画の締切があって大変だったらしく、疲れがたまっていたようです。
私とは家が近いので、一緒に電車で帰る予定でしたが、すぐに動くのは無理そうだったのでロビーで休憩することにしました。
彼女は「具合が悪くてすぐに帰れなさそうなので、どうか先にお帰りになってください」と言いましたが、
私は「いいよ、一緒にいるよ。大丈夫?」と言って隣に座り、結局、一緒にタクシーで帰りました。
実は、後から知ったのですが、そのとき佐智さんの中では葛藤があったのだそうです。
Noteには、
「いままでのわたしだったら、迷惑をかけてしまうのが申し訳なさ過ぎて、なんとしても先にお帰りいただいたと思うのですが。」
とありました。
”なんとしても”という言葉に、以前の佐智さんの様子が現れてますね。
そして、彼女のこの出来事からの気づきは、
「頼っていいよ、と言ってくださる方のお気持ちを受け取ること」
「意固地にならないこと」
とのことです。
で、実は、私も昔はそういうタイプでした(佐智さんほどではないかも…ですが)。
周りを気遣い、迷惑をかけないように、良い人と思われる行動をすることが、正しいと思っていたんです。
ただ、この生き方は”自分”を見失ってしまうんですよね。
自分がどうしたいのか? がわからなくなってしまいます。
実は、佐智さんから「先に帰ってください」と言われたとき、心の中で「私はどうしたい?」と自分に尋ねていたんです。
ひとりで先に帰るのか、彼女の隣に座って良くなるのを待つのか。
理屈ではないので一瞬のことです。
「どうしたい?」と尋ねたとき、後者だと感じました。
だから、「いいよ、一緒にいるよ」という言葉になったんです。
昔、周りを気遣うことを優先していた私は、自分の気持ちを確かめようとはしていなかったんですね。
過去の経験や知識から「体調の悪い人がいたら、傍にいてあげるのが優しい良い人」と勝手に思って、傍に居るを選んでしまう。
すると、自分の気持ちで選んでいないので、相手に振り回されて被害者になったりします。
それは、自分の本当の気持ちと実際の行動が一致していないからです。
そのことに気づいて、まず、自分の気持ちを確かめるように意識しました。
最初は、「私はどうしたいのかな?」と尋ねても、まったくわからないときもありました。
自分の気持ちを捉える前に、それまでの慣れた思考が浮かんでしまうと、どっちが本当の気持ちかわからなくなります。
だから、「本当の気持ちなんか、わかるのかしら?」と思えたり。。。
それでも、「私はどうしたい?」と尋ね続けたんです!
「私はこれが好き?」「それとも嫌い?」とか。
面倒だけど、行動する前に「私の本当の気持ちは?」と考えてみるようにしました。
それを続けると、「あぁ、私はこうしたいんだ!」とか「本当は嫌いなんだ」とか、だんだん自分の気持ちが掴めるようになります。
結局、訓練(慣れ)なんですよね!
そうこうするうちに、以前の自分なら選ばない方が選べるようになりました。
「みんなでどこかへ行こう!」となったとき、「なんか、行きたくないな」と感じたので、『私は行かない。留守番してる』を選択したことがあります。
以前の私なら、「行かないのは和を乱す」と無意識に思って、みんなと一緒に行動していたと思います。
そして、ひとりの留守番を楽しんでいたとき、予期せぬ来客がありました。
もし、私が留守番していなかったら、その人達は家にも入れず帰るしかなかったんですね。
そのとき、自分の本当の気持ちを大切にすると、ちっぽけな頭で考えることよりも、もっと素敵なことが起きるのかもしれない、と感じたんです。
これは、直感力とも繋がりますね。
自分の感情・気持ちに気づくことができる!
これは、幸せな人生を創り出すうえで、かかせないものですから、是非、手に入れてください\(^o^)/
菅野佐智さんのNoteはこちらです
https://note.com/7331/n/n34ce7e0fd39a