今日は、20回目の結婚記念日です。
1998年の3月に出会って、
1999年の3月に東京で一緒に暮らし始め、
2000年の3月10日に入籍しました。
私たちにとって3月は、変化する月かもしれませんね(^o^)
今では、我が家の夫婦関係を「理想のパートナーシップ!」と言ってくれる人が、何人かいます。
とてもありがたいことですが、最初からそうだったわけではありません。
入籍して最初の10年は、バトルの嵐…(笑)
タイプがまったく違うので、相手の考えていることがわからないんです。
私は彼に対して、「私の気持ちをわかってくれない」という怒りの感情を日々溜めこみ、いつか、彼がわかってくれるだろうと無意識で期待していました。
言わなくても、察してくれることを望んでいたんですね。
ところが、彼はいつまでたっても気づかないので私は被害者となり、溜め込んだ怒りがある日、些細なことで爆発する(^o^;>
彼は、なぜこんな些細なことで私が激怒するのか理解できない。
最初はあまりぶつかることはなかったんですが、入籍した頃から、隠していた”地”が、出てきたんだと思います(笑)
もちろん、意図的に隠していたというよりは、「理想の相手でいたい」「嫌われたくない」という想いから無意識にしていた行動だと思います。
でも、一緒に暮らし始めると、自分とは違う価値観や考え方、そして怠け癖(笑)など、お互いにボロが出てきてしまうんですよね(^^;>
パートナーシップは、この(地というより)”素(す)”が出てきて、ぶつかり始めてからがスタートだと、私は思っています。
実は、自分の”素(す)”は、自分でもわかっていなかったりするんですよね。
親子の場合は、幼少期から一緒なので違いがわかりませんし、
ひとりのときは、違いを感じる相手がいないので気づきませんから。
凸凹な自分と凸凹な相手。
その凸と凹が違えば違うほど、理解するのに時間がかかります。
我が家は10年以上。。。(^^;>
私たちは子どもがいなかったので、その間ずっと夫婦関係に向き合ってきたと思います。
子どもを仲介して夫婦関係を作っていると、子離れしてから向き合う時間が来るのかもしれませんね。
いずれにしろ、自分が持っていないものを相手が持っていて、相手が持っていないものを自分が持っている。
その違いが大きいと大変です。
ただ、コンシャスライフは、パートナーを創り出しているのも自分の潜在意識と考えます。
つまり、自分が持っていないものを相手が持っているということは、その能力は自分の潜在意識にあるということになります。
相手と違えば違うほど、自分の能力の可能性が広がるということですね!
私も、夫の持っている能力のいくつかを意識的に手に入れよう(顕在化しよう)としています。
例えば、
「じっくり考える前に、ともかく行動してしまうところ」とか、
「どんな場所、どんな相手とでも自分でいられるところ」とか。。。
それらは、以前の私にとっては理解できない、許せないものだったりしました。
だから、「もうちょっと考えてから行動したら」とか、
「もう少し、きちんとした格好で行ったら」と文句を言っていた点です。
でも、潜在意識の視点で相手を見ることができると、拒絶ではなく承認ができます。
それが、夫婦関係を変え、同時に私自身の未来を創ることに役立っています。
パートナーを自分の想い通りにしようとしても無理なのは、
凸凹な自分と凸凹なパートナーであることに本当の価値があるからです!
そして、理解が難しい相手とパートナーシップを組むというのは、根底に”深い繋がり”があります。
その繋がりがなかったら、さっさと別れるじゃないですか!(笑)
もちろん、「別れてはいけない」と言うつもりはありません。
でも、5%だけの顕在意識で相手を見て、裁いて、感情的になって別れるなら、その前に、95%の潜在意識がなにを見ているのか、どんなメッセージを伝えようとしているのか、考えてみても良いのではないかと思います。
相手が変わっても、自分自身が変わっていなければ、同じようなことが繰り返し起こりますからね。
実は、1999年に東京に引っ越してきたとき、「もって2年くらいかなぁ」と思っていたんです(笑)
私自身、束縛されるのが嫌で、独り暮らしが心地よいと思っていた人ですから。
最初は入籍もしなかったし、いつでも帰れるように、名古屋のマンションは処分せず友人に貸していました。
それが20年以上、東京で一緒に暮らしているんですから、驚きです(^o^)
スピリチュアルなこととか、思考の現実化の理論とか、いろいろなことを体験し学んできましたが、一番多くを学んだのは、彼との関係からだったと思います。
喧嘩して辛いこともたくさんあったけど、そこから得られたもので、今の私は満たされています。
本当に感謝ですね\(^o^)/