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自己信頼こそが思考の現実化のコツ

最近、潜在意識という言葉を聞く機会が増えているようです。

それは、思考の現実化には潜在意識が関わっていて、

望む人生を送るには潜在意識が大切だという情報が広がっているからだと思います。

 

ところで、あなたの周りに、望む人生を送っている人と、そうでない人はいますか?

思い浮かべてみてください。

その人たちの違いは何だと思いますか?

 

一言で言えば『自己信頼』ではないでしょうか?

『自己信頼』は、お金があるとかないとか、能力があるとかないとかに左右されず、

自分で自分を信頼できる力のことです。

 

では、「なぜ、自己信頼が思考の現実化に関わるのか?」と言うと、「自分を信頼する」という思考が現実化するからです。

例えば、他人と付き合うときに心の奥で「裏切られるんじゃないか」「邪魔されるんじゃないか」「能力がないんじゃないか」と思っていたら、それが現実化してしまいますよね。

思考が現実化するんですから。

これは自分自身に対しても同じなんです。

 

人間関係の基本が”信頼”にあるように、実は、自分の潜在意識との関係も”信頼”からスタートすると上手くいきます。

でも、表面上で「自分を信頼するぞ!」と思っても、何十年も続けてきた無意識の思考を変えるのは難しいことですよね。

実は、コンシャスライフ実現365セミナーを受講して、一番変化するのは『自己信頼できるようになること』なんですが…(^o^)!

 

この自己信頼は、自己肯定感を高めることから始めます。

ですから、2018年9月12日のブログ『自己肯定感を高めるには』で褒め日記を紹介しました。

ただ、受講生の中に「褒め日記が、どうしても書けないんです!」という方がいらっしゃいました。

彼女は、その日の気づきや感じたことは書けるのですが、「自分を褒める」ということができません。

 

頭では、「自分を褒めることが自己肯定感を高めるのに有効」とわかっているので、

机の前で書けないならベッドの中でと思い、寝る前にノートを持ち歩いているのだそうです(^o^)。

でも、ベッドに入っても、やっぱり書けない。。。

そして、「自分で自分をコントロールできていないところが許せない」と自分を責めてしまいます。

 

自分にとって自己肯定感を高めることが突破口だとわかっているのに、自分を褒めることができない。

それは、潜在意識にブレーキとなる思考があるからです。

このブレーキとなる思考は、幼少期に作られます。

ブレーキとなる思考は人によって違いますが、彼女の場合、

幼少期に自分で自分を褒めて叱られたとき、「自分で自分を褒めるのは、いけないことだ!」と思い込んだようです。

 

これって、”幼少期あるある”ですよね。

私も最初『褒め日記』を書くことが苦痛だったので、この思い込みを持っていたと思います。

もちろん、叱られなければ自分で自分を褒めて、ひけらかしたり、いばったりする子になっていたでしょうから正解なんです。

ただ、「大人になった今は、自分で自分を褒める(=認める)ことができても良いよね!」ということです。

 

幼少期の思い込みがわかっても「やっぱり書けない」という場合は、潜在意識の修正が必要です。

でも、彼女の場合は、潜在意識のカラクリがわかってきているので、今回は別の方法で対応することにしました。

褒め日記は1日に5個、自分を褒める文章を書くのですが、事前に7~8個作っていて、書けないときはそれを書くという方法です。

自分で自分を褒めることが目的なので、毎日やっていることを毎日褒めても良いんです!

 

例えば、ご飯を作ったこと、掃除をしたこと、洗濯をしたこと、を褒めます。

特別なことでなくても、”それをした”ことを褒めて良いんです!

逆に、何もしなかったとしても、何もしない自分を認めたことを褒めても良いんです!

自分で自分を褒める(=認める)ということをしてこなかった人が、それをしようとすること自体が挑戦ですから!

 

心から笑うことができないとき、口角をあげるだけでドーパミンが出るという話がありますよね。

それと同じで、最初は心から褒めることができなくても、自分を褒める文章を書くことで、自分を褒める(=認める)という脳の回路が繋がってきます。

そうすると、自分で自分を褒めるポイントに気づくことができるようになります。

 

彼女に「毎朝、お子さんを起こすのも、褒めていいんじゃないですか?」と言うと、

「最近は起こさないんです。できるだけ手を出さないようにしているんです」とおっしゃいました。

そして、「子どもの自立のためと思ってですが、起きてくるまで気になって、疲れるんですけどね^^」と。

それこそが褒めポイントですよね!

手を出したほうが楽なのに、子どものために、子どもを信じて待つ自分を褒めて良いと思いませんか!

そう言うと、とても嬉しそうに微笑んでいらっしゃいました。

 

誰でも必ず、日々、当たり前にしている”何か”があるはずです。

また、やらないことを意識的に選択している”何か”も。

特別なことができるから認めるのではなく、日々を生き、選択している自分をそのまま肯定する。

その上で、未来に向かって、成長しようとする自分がいることを信頼する。

その自己信頼こそが、望む人生を生きるコツだと思います。

 

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■今日のポイント

自己肯定感とは、特別なことができるから自分を認めるのではなく、日々を生き、選択している自分をありのままに肯定する。

その上で、未来に向かって、成長しようとする自分がいることを信頼する。

その自己信頼こそが、望む人生を生きるコツ!!

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